規則

行動規範と基準

すべての会員および参加者は、以下の事項を遵守することが求められます。

・あらゆる伝統を歩む実践者に対し、敬意を維持すること。

・稽古および指導において、技術的な誠実さを堅持すること。

・所属、段位、または技術レベルを偽称しないこと。

・規律ある、集中した稽古環境の構築に寄与すること。

東京撃剣倶楽部への参加は、共有された技術的枠組みへの関わりを意味し、真摯かつ実践的な試みとしての「撃剣」を継続的に保存・発展させていくことへの支持を表明するものです。

稽古の基本原則

すべての撃剣の稽古においては、以下の原則が適用されます。

竹刀を刃物として扱うこと。

稽古相手を負傷させないよう、あらゆる努力を払うこと。

上記の制限の範囲内であれば、すべての技術を自由に試すことができる。

これらの原則によって、自制心と相互の信頼関係を維持しながら、現実的な交流を行うことが可能となります。

立ち合いの指針

1. 明確な戦術的理由なく、相打ちを無謀に受け入れるような攻撃を行わないこと。
稽古における根本的な前提は「斬られずに斬る」ことです。一部の流派には、同時打突や捨身の意図を含む技法も存在します。これらを意図的に探求することは可能ですが、それらが交流全体の性質を決定づけるべきではありません。稽古は、実際の実戦の文脈において理にかなった行動を反映させるべきです。

 

2. 常に感情をコントロールすること。
いかなる理由であれ、もし冷静さを失ったと感じた場合は、一度場を外れ、落ち着きを取り戻してから再開してください。怒りや不満、あるいは報復心から動くことは決してあってはなりません。自由な交流は時に強い感情を誘発しますが、それこそが自制心と沈着冷静さを養う機会なのです。プレッシャーの中で自らの振る舞いを律することができないのは、武術的な未熟さを露呈するものです。精神の規律は、技術的な習熟と同じくらい重要です。

 

3. 明確に斬られた(打たれた)ときは、中央に戻って構え直し、リセットすること。
決定的な打突を受けた後に、攻撃を続行してはいけません。打突されたことを認識出来ることも稽古の内です。

4. 明確に打ったと思ってもすぐに気を抜かず、残心の心構えで気持ちを残します。

仮に相手が打たれたことを認識せずに、打突を継続してきても対応できることが理想です。


5. 相手があなたを斬った後も攻撃を続けてくる場合は、応じても構いません。
ただし、自分が斬られたのであれば、そこからさらに攻撃を仕掛けるべきではありません。

 

6. 状況、タイミング、そして理合が許す場合に限り、打突の直後に現実的な返し技(カウンター)が生じることはあります。


7. 能動的な姿勢を維持すること。
目的は交流を通じた学習であり、消極的に待ちに徹したり、単に「勝とう」としたりすることではありません。


8. 指定された稽古エリア内に留まること。

9. 組討や投げ技においては、特に怪我に注意し、無理をしないこと。
常にコントロールを優先してください。均衡が崩れた場合は、頑固に抵抗するのではなく、受身を取ってください。


10. 他の者が立ち合っている間は、次の交代時に不必要な中断を作らないよう、すぐに入れる準備をして待機すること。