倶楽部

ミッション

東京撃剣倶楽部のミッションは、現代の競技的なルール体系に縛られることなく、異なる流派の実践者が形式的な「形」を超えて自らの能力を試す、伝統的な自由武術交流としての「撃剣」を研究・実践し、普及させることです。

当倶楽部は、他者の流派やスタイルに対する指導、評価、批判を行うことなく、この交流が行われるための、開かれた、管理された、そして非競技的な環境を提供します。

私たちは明治時代の撃剣の再現を目指しているわけではありません。この探究は、武術的技量を検証するために不可欠なものとして自由な対峙を重視していた、当時の撃剣の姿を彷彿させるものとなるかもしれないですし、全く新たな運動形態を生み出す結果になるものかもしれません。私たちの稽古において、竹刀は真剣の代わりであると認識され、実践者は責任と自制心を持ちながら、直接的な攻防を通じて技術を磨き上げます。

日本国内および国際的な活動や広報を通じ、東京撃剣倶楽部は、伝統的な武術流派の実践者だけでなく、武器術を含む現代武道の愛好家との交流を促進することで、日本武道の振興を支援します。私たちは、流派や出自に関わらず、実践者同士の相互の敬意と直接的な交流を大切にしています。

私たちの取り組み

東京撃剣倶楽部では、審判による判定やポイント制の試合は行いません。勝敗を決めるためのいかなる固定されたシステムも、稽古の目的を「真の技術の研鑽」から「得点すること」へと必然的に変質させてしまうと考えているからです。そのため、私たちの稽古では形式的な競技を排除しています。

私たちの地稽古(自由稽古)は、可能な限り制約を少なくして行われます。動きを現代の競技形式に合わせるのではなく、管理された稽古環境の中で自由な探究が行われます。
この実践には、精神的な規律が求められます。参加者は、果敢に打ち込む意志を持ち続けながらも、相手を負傷させないよう細心の注意を払わなければなりません。竹刀は刀として扱われ、実践者は外部の判定に頼るのではなく、自らの自覚によって有効打突を認識することが求められます。

勝ち負けは二次的なものです。重要なのは、自らの動きを省察し、謙虚さを保ち、直接的な体験を通じて理解を深めていく実践者の姿勢にあります。